投稿日: 2025/11/21
更新日: 2025/11/21
最近はエンジニアの面接を週に3回はするという試練を自分に課しているのだが、中には賢い人もいればそうでない人もいる。
やはりAIにぶん投げしている人はあまり良くない印象を受けているというのが正直な意見だ。
親戚の知人の30年以上エンジニアリングをしている方がいるが、彼と話したときにAIに対して苦言を示していた。
「AIを使いすぎると考える力が衰える」とのことだった。
その時は自分はAIに出すプロンプトを考えてから聞くようにしているのであまりよくわからなかった。
しかし、コーディングテストでAIを許容しているので彼のコーディングを見ていると頭で何も考えずにAIに全てを降っているのだ。
しかもプロンプトも超適用だ。
それで出たアウトプットを見せられて、あんなケースやこんなケースは考えない?と聞くとそれもできるよと言いまたAIに振るというエージェント業務をしていた。
自分はAIを使う時に自分がハンドルできなくなるのが嫌なので理解しながら使っていたが彼らはAIを土台にアイデアを増幅するように使用していた。
もちろん、それもアイデアベースでは良いと思うがAIは文脈をまだ完全に理解できない。
なので、コーディングテストで何を見ているのか?をAIは理解していないので動けば良いコードを出してくる。
結論言いたいことは、考えることをやめた人間は本当にダメだなと思った。
AIに全てを投げてそれがどうなっているのかを理解していない。
自分がどうしたいかもわからない。
そう、AIは良くも悪くも現状を加速させるツールだと思う。
こんなことがここ数日に起きていたが、今日は2人のエンジニアとの面接をした。
結論から言うと最高だった。
コーディングテストの時に2人ともそもそもAIを使っていない。
補足程度には使用するがほとんどを拒否して自分の思考をベースにコーディングをしているのだ。
自分が何をしたいのかを明確に理解しているのだ。
ここでAIの話は終わりにして本題のオドオドしてしまった件について話そう。
彼とは英語で話したのだがあまりに英語が早くわからない単語も多かった。
これが50%ぐらいのオドオド原因かもしれないがそれ以外の理由も話そう。
僕は人と話すときにあまり思考スピードで負けることがなかった。
どう言うことかというと、一つの事項に関しての考える量が多いのだと思う。
なので、話している人が何を考えているのかの道筋を3,4手先考えてしまうのだ。
なので、話した時には言いたいことがある程度わかる。
しかし、今日は例外だ。
圧倒的に彼の思考スピードに圧倒された。
話そうとしてもすぐに本質であるトピックに戻される。
気持ちいのだ。
物事がこんなにもスムーズに進むこの感覚が。
しかし、僕が相当プライドが高い。こんなことがあってはならないので悔しくてオドオドすると言う奇行に走ってしまい自分ペースに戻そうとしてしまった。
何が言いたいかというと、思考スピードの早くて正確な人とは話していた楽しいと言うことだ。
ここ10年間ぐらいで一番早く優秀だなと思った瞬間だった。
これからもこんな刺激をくれる仲間たちと共にしたい。